球体を原型としてつくられたシャツ。ゆったりと弧を描く前立てにたぐられるようにできた陰影や、球体のふくらみにより生じる後ろ身頃や脇身頃のドレープが特徴的な球体シャツ。フロントは下までとめず、自由な位置でとめ、腰回りを調整することが可能。ユニセックスで着用が可能です。Cotton100%ANREALAGE　2009 S/S　COLLECTION記号的なものを衣服に変換することをテーマとして、球体や三角錐、立方体に対して衣服を製作。これら三種類の立体に着せつけられた衣服は、立体から剥がされ、人の身体と出会うことで、新たな造形を生み出し、その身体を包み込む。○△□という最もシンプルな記号の、衣服としての可能性を追求した。2009 S/Sはこれまで手仕事に向けてきた時間を考えることに向け、洋服のあらたなかたちをつくり出そうと試みた。原型を使わない服づくりをはじめたのもこのシーズンから。立体の服を人がまとうと不思議なほどに違和感がないのは、肩幅をきめるところから立体の大きさが決められているため。たとえば立方体の洋服では立方体の一辺が洋服の肩幅となっている。重なるところがないと思える身体と立体に共通点を見出したことをきっかけに、洋服の新たなかたちを模索しはじめた。サイズ46カラー···ホワイト袖丈···長袖柄・デザイン···無地