単品での流通が少ない珍しいピックアップです。動作確認済みです。別のSGに取付予定でしたがギターを手放した為不用になりました。以下は説明文転載1961ハムバッカーは、バーストバッカーシリーズのバリエーションモデルであり、２つのコイルのターン数が異なるという特徴を持っています。いわゆるオリジナルPAFの製造時には、コイルを巻く際にターン数をカウントする機能が無かったためバラつきが多く、それがピックアップの個体差となっています。こうした傾向を反映し、標準的なバーストバッカーは、固定ポールピース側が数百ターン多く巻かれています。この結果、固定ポールピース側の出力がアジャスタブル・ポールピース側に勝り、シングルコイル的なキャラクターが若干現れたサウンドとなります。しかし、57クラシックの様に2つのコイルのターン数を揃えたピックアップであっても、固定ポールピース側の方がアジャスタブル・ポールピースに比べて勝っている傾向があります。これはビスが使用されているアジャスタブル・ポールピースよりも固定ポールピースの方が太く、鉄の質量が多いためと考えられます。こうした傾向を踏まえ、コイルのターン数のオフセットを逆転させ、２つのコイルの出力バランスを整えたピックアップが、この1961ハムバッカーです。